ファイターズは対オリックス戦３連勝を逃した。[北海道新聞]

この試合、単純に２つの采配ミスで試合を落としたといっても過言ではないでしょう。
采配ミスその１
６回裏、田中幸雄選手がヒットを打った時に、代走木元を出した事。
木元は足が速いという訳ではありませんし、１死１塁でこの後の打者を考えるとホームに還ってくる確率はかなり低いわけですね。そうするとこの後もう一度打席が回ってくる事を考えると、木元に替えるより田中幸雄のままでいた方が良かったと思います。結果論ですが、７回裏に１死満塁で木元に回ってきた訳ですし。絶不調の木元にチャンスでランナーを還したり、チャンスメイクを出来る力があるとは思えません。その力があるなら先発出場しているわけですし。

采配ミスその２
７回表、トーマスをワンポイントリリーフで使った事。
トーマスは今の救援投手陣の中ではかなり信頼できる投手です。なにせ、右のマイケルと左のトーマスのダブルストッパーとして起用しているくらいです。それをワンポイントで投手交代してしまったのは正直もったいない。７回で逆転したならともかく、同点止まりでした。延長の事を考えると８回表にもそのまま続投で良かったと思います。またまた結果論にはなりますが、１１回に入って投手が足りなくなり、建山を出さなくてはいけなくなり、点を取られてしまって負けてしまった訳ですから。

結局ヒルマンでは優勝は難しいという事です。