新築段階で震度５強で倒壊の危険のある建物が発覚した[日刊スポーツ]
「書類を偽造した」と言われてるが、実際には偽造ではない。
国土交通省が認可したコンピューターソフトを使用して強度の計算書を作成するらしいが、強度が規定以上になると認可番号が印刷される仕組みで、強度が足りずに認可番号が打たれていない計算書をそのまま使用して書類を作成、実際に強度が十分足りていて認可番号が打たれている計算書を使用した書類に紛れさせて検査機関に提出していたらしい。さらに国交省が認可したソフトを使用したという認定書もつけずに提出したというから、もうあきれるを通り越して笑ってしまうしかない。
役所がどれだけいい加減な仕事をしていたのか、という事になってしまう。
あと、問題なのが完成している建物が１４棟あるうち、２棟しか名前が公表されていないこと。その周辺に住んでいるひとやその物件を買おうとしている人の事を考えると一刻も早く発表する事を望みます。

＜2005.11.19追記＞
書類を偽って建設した建物のうち、名前が判明したものは以下の通り。
・湊町中央ビル（千葉県船橋市）
・グランドステージ川崎大師（神奈川県川崎市）
・京王プレッソイン茅場町（東京都中央区）
プレッソイン茅場町はビジネスホテルで、耐震性に問題がない事を確認できるまで営業を中止するとの事。